■とんかつおじさん死去
2024_09_22 日 23:14
半蔵
ほどなく、ヱビスがやってくる。まずは、とんかつおじさんにひとり献杯。
うん、暑い日のヱビスはおいしい。茗荷谷から月島までのウォーキングを終えたあとだから、ひときわおいしい。
■十数分して、アイスバインが運ばれてくる。は? これ四捨五入したら沖縄料理あらにー?
──いいえ、ドイツ料理です。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
とはいえ、豚の脚の皮がぷよぷよした感じが沖縄っぽい。ザワークラウトが添えられてなければ、ほんとに沖縄料理と間違えそうだ。
■ところで、おれが昨秋からフランス料理屋に通う(通う、と云えるような頻度でもないですが…)ようになったのも、とんおじ(以下こう略します)の著書の影響によるところが大きい。
それを読んでなければ、男ひとりでグランメゾンに出向いて真顔でフルコースを発注、なんてことは、ちょっとしてなかったと思う。
あと、所在地は銀座だし最寄り駅も銀座一丁目駅なのに、なぜか「有楽町ジャポネ」と呼ばれることが多いジャポネも、とんおじのエッセイで知った。キッチン南海やランチョン、エチオピアもそうだったと思う。
あ、エチオピアはおすぎとピーコのテレビ番組で知ったのが先だったかもしれない。笑
■ヱビスを飲み終えて、次はハーフ&ハーフ(ヱビスと黒ビールを混ぜたやつ)を発注。
アイスバインも食べ終えて、さて〆の炭水化物はどうしよう。メニューのカツカレーやらナポリタンやらが目に入る。ナポリタンも捨てがたいけど、そういえば最近カツカレー食べてなかったなあ、といった理論でカツカレー発注。
昨年の師走、南座で顔見世を見た折、近くにあるとんおじ御用達の料理屋さんにお邪魔したことがある。その店の名前が登場する文庫本を持って。いわゆる「聖地巡礼」の感覚。
それがとんおじ世界にいちばん接近できた瞬間だったかもしれない。いま思えば。
いちおう、一回だけだけど生で見たこともあったような記憶がある。東京堂のトークイベント。ほら、週刊誌で長年きたろうと対談連載やってたじゃないですか。
──きたろうではないですが。 (゚д゚ ) (゚д゚ ) (゚д゚ )
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